こんばんは。
ポポロ牧場関係の出費がうなぎ登りの中、
明細を見ないようにすることで精神を保っているo.sです。


ポポロ牧場が発売して約2週間が経過しましたね。
私も発売してから喜怒哀楽、七転八倒、阿鼻叫喚しつつ
一昨日ようやくクリアしました(どんな文章だ

24
▲ポポロ牧場はこういうゲームでした(誇張)

 プレイした感想を赤裸々に語りたいと思いつつも、
今回は、『ポポロクロイスは好きだけど、今回のタイトルは不安…』とか、
逆に『牧場物語は好きだけど、ポポロ知らないし…』とか、
『どっちも知らないけど、気にはなるなぁ…』とか、
 気になるけどなかなか購入出来ない方向けのレビューをしようと思います。

若干システム周りのネタバレはしますが
シナリオのネタバレはなしです。

なおかつポポロファンであることは置いといて
心を鬼にしてレビューしますので
超公平に良し悪しもザクザク切り込んで言います。

もちろんあくまでも私の主観ですが
不快感を感じた方はそっとページを閉じてくださいね… 

■ポポロクロイスシリーズをプレイしたことがある人へ■
■純粋にゲーマーとして見たポポロ牧場を知りたい方へ■
■総合まとめ■


以上、3カテゴライズあります。

全部読むと多少重複しますが、
全部読むも良し、気になる部分だけ読むも良しです。
では、どうぞ。


■ポポロクロイスシリーズをプレイしたことがある方へ■


 良い点★

①しっかりとポポロクロイスシリーズしている

何よりピエトロたちお帰りなさい!ってことですよね。
もう オープニングからファンの心をわしづかみにする演出が続出で
それでだけでファンなら買って良かったと思うはずです。

牧場物語という副題が付きながらも
その内容はしっかりポポロクロイスの魂を受け継いでいます。

発売前から不安がられていたあのキャラがいないとか、
あのシナリオがなかったことになってるとか、
そういう不安はプレイする中で明確に解決していきます。

一度プレイしてみれば
この作品はパラレルではなく、しっかりファンも納得する
ポポロクロイス物語Ⅱの間にある外伝的な物語
だと
はっきり理解できると思います。

ファンであれば触ればわかるポポロ節というか…
設定だけでなく、作品の持つ雰囲気や感覚も
しっかりポポロとして生きていますので、
是非安心してください。

※原作者であり、本作のシナリオも書かれている
 田森庸介先生のブログに設定上の記載があります。
 気になる方は以下リンクをどうぞ。

・タモタモの部屋‐ピエトロ日記‐2015年6月18日の日記


②新しい世界とキャラクター

全く問題なく馴染んでいます。
私もプレイする前はあらゆる新キャラに
超否定的な不安しかありませんでしたが(おい
プレイしてみたらもうみんな一気に大好きになりました(笑


②懐かしい戦闘システム

ポポロクロイス物語シリーズ伝統のフィールドを歩いて
コマンドを選択する戦闘システムです。

そして協力技やその演出に
ポポロクロイスシリーズの伝統が生きています。

ピエトロ世代、ピノン世代の良い所を盛り込んだ
贅沢な戦闘システムになっています。


③牧場物語の要素

違和感無くなじんでいます。
ピエトロが畑を耕し、牧畜を世話する…ありです(笑

なにより単調なRPGの工程を
見事に忙しく楽しくしてくれています。
クエスト、昆虫採集、鉱石採集、アイテム合成、女の子貢ぎ(?)など、
寄り道してるとシナリオが一切進まなくなるほどの大ボリュームです。

クリア後にその辺もじっくり楽しめるので、
シナリオを一気にクリアするも良し、
寄り道しながらのんびりクリアするも良し、
非常に自由度の高い冒険を楽しめます。


★悪い点★


①シナリオが短い

シリーズ的に見ても、はじまりの物語の次くらいに短いです。
シナリオだけ追っていくと早くて10数時間でクリアできます。

人によってはキャラやシナリオに没頭する間も無く終わってしまうかもしれません。

②戦闘がぬるくて辛い

ポポロは割と戦闘がきつめの印象を持ってる方も多いと思いますが
今作は笑うほどぬるいです。
はじまりの冒険と同じかそれ以上のぬるさです。

その割にエンカウント率が高く、戦闘演出も助長的なので
気が短いとイライラするかも。
はじまりの冒険ほどではないのでご安心を。


■純粋にゲーマーとして見たポポロ牧場を知りたい方へ■



★良い点★


①ポポロクロイスファンじゃなくても楽しい

ポポロシリーズやキャラを知らずとも充分遊べます。
むしろ知らないほうが楽しいだろうなという演出もあったりするので
そこは気にせず遊んで欲しいと思います。

ポポロファンでも、
新キャラのほうにに夢中になったりしているので(笑

何より牧場物語ファンや新規層に向けて
努力した点が多々見受けられるので、
その点は安心して欲しいです。


②雰囲気のかわいさ

ほわほわしてます(抽象的
なんというか安心して触れる
丁寧な温かさみたいなものを持っている作品だと思います。

キャラクターが人形劇のようにちょこちょこ動いて、
誰もが知ってる声優さんがしゃべるから
もうそれだけで見ていて楽しい、という感じです。

街を歩けば声を掛けられたり、
人としゃべって交流していくほどに愛おしくなるという
まさにポポロクロイスという感じでした。

なんだか最近心がすさんでるなぁとか、
温かい気持ちになりたいなぁっていう人は
このゲームが心を暖めてくれると思います。


③戦闘システム

自分でフィールドを歩いてコマンドを選ぶ方式なので、
ダメージを受けたくないから後ろで待機、
HP高いキャラを敵の前に囮で配置、など
単純なコマンドRPGとは違う駆け引きのある戦闘で楽しいです。
その分毎回の戦闘が長めなのでオートバトルは親切。


④牧場要素

何より単純なRPGではなく牧場で畑仕事をやるも良し、
動物を育てるも良し、気になるあの子に贈り物するも良し。

牧場物語と名乗るだけのボリュームがどっさりで
なかなかシナリオを進められないボリュームです。

他にも昆虫採集、鉱石採集、アイテム合成、クエストなど
寄り道もきりが無いほど盛りだくさんです。

クリア後に牧場をのんびり経営していくことも可能なので
そこが楽しければずっと遊んでいられる感じです。


★悪い点★


①戦闘がぬるいくせにストレスフル


敵が弱すぎて戦闘の駆け引きが
全くと言っていいほどありません。
難易度もやさしい、ふつう、とあるのですが
ふつうでもう笑ってしまうやさしさです。
後半に少しずつ敵が強く感じることもありますが、
それも慰み程度でRPGとしては最もやさしい部類だと思います。

そして技の種類が偏っている。
全体回復技やアイテムがやたらと多く、
めずらしくピンチになってもなんとでもなってしまう。
その割に利便性のある全体攻撃や
ステータスアップは貴重だったり・・・

戦闘システムがやや凝っているだけに、
そこで戦略を使う必要がないのはおもしろくないし
ただの宝の持ち腐れになってしまっています。

そこを補うためなのか、敵との距離が割と離れていて
なおかつ進行方向に謎の障害物が配置されていたりして
なかなか敵にたどり着けないという、
駆け引きではなく時間が掛かるだけの謎のストレス要素が…

そしてエンカウント率が高い。
高いし、ほぼ一定の距離で必ずエンカウントするので辛い。
中盤でエンカウント回避のアイテムが出てきますが、
値段が高い上に効果が短すぎて全く使えない。

オートバトルでそのストレスを和らげているから許せますが…。
ほんとオートバトル万歳です。

今作は戦闘難易度を意識するあまり、
戦闘の楽しさにはあまり目が行かなかったのでは、と感じました。

難易度が低くてもストレスが多ければ
プレイ意欲は削がれますよね…

きびしめに書きましたが、
もちろんひどくてプレイできないというレベルでは無いです。
ただ戦闘は悪い点が目立ったなぁというくらいです。


②イベント回収が単調

シナリオ進行上、広大なマップを重箱の隅をつつくように探索することが多く、
これが前述したエンカウント率とあいまって辛いです。
もう少しヒント機能が充実すればなぁと。
道も広いからせめて戦闘はシンボルエンカウントにすればよかったのに。


 ■総合まとめ■



まずポポロクロイスシリーズが好きだと
言い切れるなら今すぐ買ってください。


発売前に色々けちが付けられましたが
これこそポポロクロイスシリーズの正当なる最新作です。
絶対損はしません。

ピノン世代のファンでもその原点の一部に触れることが出来ますし、
何よりこの作品にはピノン世代の作風も生きています。

逆にポポロクロイスシリーズは遊んだ事あるけど
好きとは言い切れ無い方は勧め辛いです。

今作はシリーズ最新作と言い切れますが、
ゲームとして見た時に最高の出来とは言えません。

遊びやすさやその快適さは
個人的にはポポロクロイス物語Ⅱよりはるかに劣ります。

こと戦闘に関しては、
ぬるいくせにストレスフルで満足とは言い切れません。

今時もっと快適でカタルシスを与えてくれるRPGは多くあるでしょう。

ただ、そのシナリオや演出、キャラクターへの愛情の注ぎ方は
やはりポポロ独特というか、すばらしいものがありますので、
癒されたいなとか、温かい作品にも触れてみたいな、
という方には充分オススメできると思います。 


何より、RPGと牧場経営の2つのゲームをじっくり楽しめる、
これ以上なくお得感のあるゲームだと思いますので、
興味がある方は買って損は無いと、言い切ってしまえると思います。 

プレイしてみれば誰にでも必ずなにか温かいものを残していく
素敵な作品だと結論しておきます。